「五感」は記憶の強い味方

五感をフル活用すると、記憶力はより高まると言われています。「見る」「聴く」「触る」「食べる」「嗅ぐ」など、強く記憶に残っていることはいずれもこういった五感が何かしら関わっていることがあるのではないでしょうか?下記に五感を利用した記憶方法のお話をしたいと思います。

 

まず「見る」「聴く」「嗅ぐ」という感覚を利用したケースです。覚えたいことを絵に描き、イメージすることで記憶に刻まれやすくなります。絵を描くことが苦手な人でも気にせず自分がイメージできるように描けば、情報が自分の記憶に紐づいていきます。また買い物リストなどイメージを連想する方法が記憶に効果があるのも同じ理屈です。

 

他にも覚えたいことを聞いたり、音楽を聴きながら勉強するのも有効です。時折音楽そのものに集中してしまって勉強すべきことが頭に入らない人もいますので、その人にはこの方法は向かないかもしれません。匂いに関する記憶もかなり強く残ります。例えば海外である香水の匂いが強く記憶されると、その後もある香りを引き金に、その国を思い出すといったケースがでてきます。

 

またお年寄りの匂いというものも、表現によっては加齢臭とも言うでしょうが、よくある「匂い」の記憶として挙げられるのではないでしょうか?次いで「触る」「食べる」という感覚を利用したケースです。先述のケースにも共通しますが、「触る」「食べる」といった場合では特に、あることをしながら学んだ内容が記憶に残るという特性が強いでしょう。

 

例えば好きな食べ物を口にしている時は快楽を表すドーパミンが分泌されますが、こういったときに勉強をすると記憶力が活発になってきます。「こういったことを体験した時に、たしかアレを食べていたな…」といった具合です。また触れた感触で記憶に残るなど、情報は五感によって脳へ記憶されます。実際に記憶される段階では睡眠をとることが必要ですが、どうしても大事なことを覚えておきたい時、こうして五感を伴う強いイメージを残しておくのが非常に有効かもしれません。